インスタのDM予約をやめたい店主へ|プロフィールに予約リンクを置く方法
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営業を終えて、片付けをして、家に着いてスマホを開くと、インスタのDMに予約の問い合わせが3件。日時を確認して、人数を聞き返して、返信を待って——気づけば深夜2時。
DMでの予約受付は、フォロワーとの距離が近い反面、お店側の労力で成り立っている仕組みです。この記事では、DM予約からプロフィールリンク経由のWeb予約へ移行する方法を、そのまま使える告知文例つきで解説します。
DM予約の3つの限界
DM予約に限界を感じ始めるタイミングは、たいてい「フォロワーが増えて、ありがたいのに苦しい」という時期です。課題を分解すると3つあります。
① 予約が確定するまでに、何往復もかかる。 「◯日の夜、2名で空いてますか?」から始まり、日時の調整、人数の確認、お名前の確認——確定までに最低でも3〜4往復。お店が返信するまでお客さまは待ち続け、その間に別の店に流れてしまうこともあります。
② 予約の記録が、DMの流れに埋もれる。 DMは会話のためのツールで、予約台帳ではありません。他のメッセージに押し流された予約を見落とす、日付を転記し間違える、二重に受けてしまう——手作業の転記がある限り、ミスの芽は残り続けます。
③ 営業時間外に終わらない。 仕込み中や接客中は返せないので、返信はどうしても営業後=深夜に寄ります。「即レスしないと印象が悪いかも」というプレッシャーも含めて、休めない時間が増えていきます。
解決の型:プロフィールリンク+誘導運用
解決はシンプルで、予約の受付をDMからプロフィールのリンクに移すことです。お客さま自身が空き状況を見て日時・人数を入力し、その場で予約が確定する。お店は返信の往復から解放され、記録は自動で残ります。
Instagramの仕様上、プロフィールには外部リンクを複数(最大5個)設置できます。予約リンクを最上位に置き、あわせて次の3点をセットで整えると、導線が完成します。
- ストーリーズのリンクスタンプで予約ページを定期的に案内し、ハイライト「ご予約」として固定する
- 固定投稿(プロフィール上部にピン留め)で予約方法を告知する
- DMが来たら、リンクへ誘導する定型文で返す(後述の文例参照)
ポイントは、DMを「完全拒否」にしないことです。長く通ってくれている常連の方まで突き放す必要はありません。新規の予約導線はリンクに一本化しつつ、DMが来たら丁寧にリンクへ案内する——この運用なら、お客さまとの関係を損なわずに移行できます。
リンク先の予約ページ:3つの選択肢
プロフィールに置く「リンク先」には、大きく3つの選択肢があります。
| 選択肢 | 初期の手間 | かかる費用 | 向いているお店 |
|---|---|---|---|
| グルメサイトの自店予約ページ | 小(掲載済みなら貼るだけ) | 月額掲載料+送客手数料(ディナー1名200円前後が一般的) | すでに掲載中で、手数料を許容できるお店 |
| 自社ホームページ+予約システム | 大(制作・システム導入) | 制作費数万〜数十万円+システム利用料 | HPをすでに持っている、または作る予定のお店 |
| 予約ページサービス | 小(店舗情報を登録するだけ) | サービスによる(月額0円・来店ごとの従量課金のものもあります) | HPがなく、費用を抑えて始めたいお店 |
※費用は公開情報をもとにした一般的な例です(2026年9月時点)。
なお、同じ予約リンクはGoogleビジネスプロフィールの「予約リンク」にも設置できます。インスタとGoogleマップの両方に同じ入口を置けば、SNS経由もマップ検索経由も、一つの予約ページで受けられます。
そのまま使える:移行の告知文例
移行でいちばん大事なのは、お客さまへの告知です。ある日突然DMに返信が来なくなった、と受け取られるのが最悪のパターンなので、1〜2週間の告知期間を置いて切り替えるのがおすすめです。以下、コピペして店名等を書き換えるだけで使える文例です。
プロフィール文(Bio)の例
ご予約はプロフィール下のリンクからどうぞ(空席がその場で確認できます)。DMでのご予約は◯月◯日で受付を終了しました。
告知投稿(フィード/ストーリーズ)の例
【ご予約方法変更のお知らせ】
いつもありがとうございます。ご予約は、プロフィールのリンクからお取りいただけるようになりました。空席状況をその場でご確認いただけます。
これにともない、DMでのご予約受付は◯月◯日をもちまして終了いたします。営業中はメッセージの確認が遅くなりがちで、お待たせしてしまうことが増えていたための変更です。ご理解いただけますと幸いです。
DMに予約希望が来たときの返信定型文
メッセージありがとうございます!ご予約はプロフィールのリンクから承っております。空き状況もその場でご確認いただけますので、ぜひそちらをご利用ください。お会いできるのを楽しみにしております。
※受付の期限(例:来店◯時間前まで)や条件は、利用する予約サービスの設定に合わせて書き換えてください。
Noren Reserveをリンク先にする場合の手順
予約ページサービスの一例として、当社の「Noren Reserve(ノレン リザーブ)」を使う場合の流れです。月額0円・来店したお客さま1名につき55円(税込)の完全従量課金で、予約が入らなければ費用はかかりません。
- アカウントを登録する
- GoogleマップのURLを入力すると店舗情報が自動で取り込まれます(内容は編集できます)
- 写真・営業時間・コース(席のみ予約も可)を登録して、公開を申請
- 発行された予約URLを、Instagramのプロフィール「リンク」欄に追加(あわせてハイライト・固定投稿で告知)
予約ページは店名・写真・メニューが主役で、Noren Reserveの表示はフッターに控えめに入るだけ。インスタで作ってきたお店の世界観を、予約ページでも崩しません。店舗情報の入力からページ開設までは約5分が目安。2026年12月31日までのご利用分は0円です。
今夜のDM返信を、最後の往復にする
DM予約は、お店の善意と体力で成り立っている仕組みです。フォロワーが増えるほど負荷が増える構造なので、「まだ捌けるから大丈夫」なうちに導線を作っておく方が、切り替えはずっと楽です。まずはリンク先の予約ページを用意して、プロフィールに1本リンクを置くところから始めてみてください。