Noren Reserve ← サービスサイトへ戻る

手数料と選び方

飲食店の予約台帳の選び方|紙・アプリ・予約台帳サービスを小さなお店向けに比べる

公開日: 更新日:


「予約台帳、そろそろ紙から変えたい。でも、月額のかかる予約台帳サービスを入れるほどの規模でもない」——席数が30席くらいまでの小さなお店では、よく聞く悩みです。

この記事では、4つの選択肢の違いと、お店の状況に合わせた選び方を整理します。

予約台帳に求められること

選択肢を比べる前に、予約台帳に何をさせたいのかを整理しておきます。小さなお店で必要になるのは、たいてい次の5つです。

  • 記録する:日時・人数・お名前・連絡先を残す
  • 空きがわかる:その時間に、あと何組入れるかがすぐわかる
  • 当日すぐ見られる:仕込み中や営業中に、今日の予約をさっと確認できる
  • 変更・取り消しができる:電話で「1時間遅らせたい」と言われたときに直せる
  • メモを残せる:アレルギー、誕生日、席の希望など

ここに「Web予約を受けたい」「配席まで管理したい」「常連さんの来店履歴を残したい」が加わるかどうかで、選ぶものが変わります。

4つの選択肢を比べる

選択肢 費用 お客さまのWeb予約 向いているお店 気をつけたいこと
紙の予約台帳 ほとんどかからない 受けられない 予約は電話だけ、件数も多くない 営業中は台帳のある場所まで見に行く必要がある。Web予約と併用すると書き写しが発生する
カレンダーや表計算のアプリ ほとんどかからない 受けられない スマホで予約を見たい 空き状況は自分で数える。Web予約と併用すると二重に入力することになる
予約台帳サービス 月額1万〜2万円程度+初期費用2万〜4万円程度のケースが多い 受けられるものが多い 予約が多い、配席・顧客管理まで使いたい、スタッフが複数いる 月額だけで年間12万〜24万円ほど。小さなお店には機能と費用が見合わないことがある
Web予約サービスの管理画面 サービスによる(月額0円・来店ごとの従量課金のものもある) 受けられる 予約は電話とWebが中心。GoogleマップやInstagramから予約を受けたい 配席・顧客管理などはない場合が多い。電話の予約を入れられるかはサービスによる
Noren Reserve(当社) 月額0円・初期費用0円。Web予約から来店した1名につき55円(税込) 受けられる 予約は電話とWebが中心で、席数30席くらいまでの店 配席・顧客管理・集計はない。電話・DM・店頭の予約は管理画面に入力でき、同じ受付枠で席を押さえる(入力した分は課金対象外)

※予約台帳サービスの費用は、2026年10月時点で確認できた主要サービスの料金(小さなお店向けのプラン・税抜)をもとにした目安です。プランやオプションで変わるため、導入前に各サービスの最新情報を確認してください。

紙の予約台帳

いちばん手軽で、慣れている方法です。予約が電話だけで件数も多くないなら、紙のままで困らないお店もたくさんあります。

一方で、Web予約を始めると、Webから入った予約を台帳に書き写す作業が発生します。書き写しが遅れると、電話とWebで同じ席が埋まる「席の取り合い」が起きやすくなります(防ぎ方は「電話予約とWeb予約のダブルブッキングを防ぐ方法」で解説しています)。

カレンダーや表計算のアプリ

スマホのカレンダーアプリや表計算(スプレッドシート)で予約を管理する方法です。スマホでいつでも見られるのが利点です。

ただし、アプリは「その時間にあと何組入れるか」までは計算してくれません。また、お客さまが自分で予約できる仕組みはないので、Web予約を始めるなら、別のサービスと二重に入力することになります。

予約台帳サービス

飲食店向けに作られた予約管理のサービスです。サービスによって、配席(どの卓に通すか)、顧客管理(来店履歴やメモ)、売上や客数の集計、グルメサイトの予約の自動取り込みなど、多くの機能がそろっています。

気をつけたいのは費用です。主要な予約台帳サービスは、小さなお店向けのプランでも月額1万〜2万円程度(税抜)、加えて初期費用が2万〜4万円程度かかるケースが多く、月額だけでも年間12万〜24万円ほどになります。最低契約期間が決まっているものや、グルメサイトとの連動・電話の自動応答などが有料オプションになっているものもあります。基本料金0円で使えるものもありますが、一部の機能にはグルメサイトとの契約や有料オプションが必要なことがあります。

予約の件数が多いお店、スタッフが複数いて情報を共有したいお店、グルメサイトからの予約が多いお店なら、この費用に見合う働きをしてくれます。反対に、席数が30席くらいまでで予約も1日に数組というお店では、使わない機能のために毎月の固定費を払うことになりがちです。

Web予約サービスの管理画面

GoogleマップやInstagramに貼る予約ページを用意して、お客さまからWeb予約を受けるサービスです。予約の確認や受付の設定は、それぞれの管理画面で行います。

サービスによっては、電話やDMで受けた予約も管理画面に入れて、Web予約と同じ受付枠で席を押さえられます。配席や顧客管理まではない場合が多いので、「予約を受けて、席の空きを正しく保つ」ところまでが守備範囲です。

選び方:3つの質問で決める

質問1:お客さまからWeb予約を受けたいか?
受けないなら、紙の台帳かアプリで十分なことが多いです。受けたいなら、予約台帳サービスかWeb予約サービスのどちらかになります。

質問2:配席・顧客管理・売上の集計まで必要か?
必要なら、予約台帳サービスが向いています。月額1万〜2万円程度の固定費を、必要な経費と考えられるかが分かれ目です。予約を受けて席を押さえられれば十分なら、Web予約サービスで足ります。月額0円・来店ごとの従量課金のサービスなら、予約が少ない月の費用も小さく抑えられます。

質問3:予約の入口はいくつあるか?
グルメサイトからの予約が多いなら、グルメサイトの予約を自動で取り込める予約台帳サービスのほうが、入力の手間が減ります。電話・DM・店頭とWeb予約が中心なら、Web予約サービスの管理画面に電話の分を入れる運用で回せます。

小さなお店なら:Web予約の入口を作り、電話の分も同じ画面で押さえる

席数の少ないお店の困りごとは、たいてい「営業中に電話に出られない」と「Webとの席の取り合い」の2つです。ランチ営業で、仕込みや接客中に電話に出られないお店も同じです。

この2つは、Web予約の入口を作ることと、電話で受けた予約もWeb予約と同じ画面で押さえることで、まとめて解決できます。Web予約が増えれば営業中の電話は減り、電話の分を同じ受付枠に入れておけば、Webから同じ席に予約が入ることもありません。紙の台帳を書き写す作業も要らなくなります。

Web予約の入口は、Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)とInstagramのプロフィールに予約ページのリンクを置くのが近道です。手順は「Googleマップから予約を受け付ける方法」と「インスタのDM予約をやめたい店主へ」で解説しています。

Noren Reserve でできること・できないこと

Noren Reserve(ノレン リザーブ)は、キャリアストック株式会社が提供する飲食店向けの予約ページです。月額0円・初期費用0円で、GoogleマップやInstagramに貼った予約ページから来店したお客さま1名につき55円(税込)の完全従量課金です。Web予約を受けながら、電話などで受けた予約も同じ画面で押さえられます。

Web予約の入口

  • お客さまは、日時・人数・コース(任意)を選んで、その場で予約が確定します。受付は来店2時間前までです
  • 時間帯ごとの受付組数と、1組の標準的な滞在時間を設定すると、それを超える予約は入りません

電話・DM・店頭で受けた予約

  • 「ご予約」一覧の「+ 予約を追加」から入れます。必須は来店日・時刻・人数・経路(電話・DM・店頭・他社サイト・その他)の4つで、お名前・電話番号・コース・メモ(100字まで)は任意です
  • メモはお店の内部メモで、お客さまには表示されません。メモを残せるのは、手入力した予約だけです
  • 手入力した予約は、あとから日時・人数・お名前なども変更できます
  • 手入力の予約もWeb予約と同じ受付枠を使います。受付上限を超える時間帯にも、確認のメッセージを見たうえで登録でき、その時間帯にはWeb予約が入らなくなります
  • 手入力した予約は課金対象外です。お客さまへの確認メールは送られません

予約の確認

  • Web予約と手入力の予約は、同じ一覧に時刻順で並びます。「Web」「電話」などの表示で、どこから入った予約かを見分けられます
  • 一覧は1日単位(前日・今日・翌日・日付を選ぶ)で、ダッシュボードには今日の予約が表示されます

ないもの・できないこと

  • 配席、顧客管理(来店履歴など)、売上や客数の集計はありません
  • 一覧で見られるのは、過去30日から90日先までの予約です。印刷や書き出しはできません

料金は、Web予約から来店したお客さまの分だけがかかり、たとえばWeb予約から月30組・90名が来店した月で4,950円(税込)です。予約が入らなかった月は0円です。只今、リリース記念キャンペーン中につき、2026年12月31日ご来店分までは0円で、課金は2027年1月のご来店分からです。始め方は「Noren Reserveの始め方」で、画面つきで解説しています。

まずは「いちばん困っていること」をひとつ決める

予約台帳選びで迷ったら、機能の多さではなく、いま困っていることから決めるのが近道です。営業中の電話なのか、Webとの席の取り合いなのか、常連さんの情報を残したいのか。困りごとがひとつに絞れれば、選ぶものも自然に決まります。

関連記事